誦経山・四萬部寺
ずきょうさん・しまぶじ

 

1番札所 四萬部寺

2番札所の納経所、光明寺より一番札所四萬部寺へ到着です。

今日又、今回最後の巡礼寺です。一番札所が最後になりました。
石段を10段登りますとすぐ山門です。山門の正面に入母屋造り!
パット目に入るお社が本堂です。鴨居、欄間には多くの彫り物が
立派です。本堂の横には珍しい廻る八角輪堂「施食殿」があります。
例年8月24日には関東随一の大施餓鬼会が行われるそうです。
反対側には立派な鐘楼が建っていました。納経堂では輪車を回し
納経して来ました。本堂脇には奉納された地蔵尊など石仏が花で
飾られていました。ご注意!駐車場からですと裏から入る参道が
すぐ横手にあります、正面(山門)から入りたい方は少し廻って
山門から境内へお入りください。

秩父34ヵ寺巡拝を振り返って思った事、100k圏内にこれだけの
お寺が軒を並べる古くからの信仰の地であった事(江戸巡礼古道)
お寺の多くには立派な彫り物があり目をひた事、信仰 参拝者が
多くありお社には沢山のお札が貼り付けてあった事、大火 類焼
落雷などによって消失 再建されたお寺が多かった事、山間のお寺
では延命水など湧き水も多く見られて水の綺麗な地である事。
又、「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天」の六道を行脚される
地蔵菩薩の御姿を祀ったお寺、六地蔵尊を多く見かけました。

東北また鳥取など遠方からの参拝者にもお会いしました。自家用車
での巡拝ですと、朝一番に秩父へ入りうまく廻りましすと2日間で
廻ることは可能でしょう。晩秋の時期は夕暮れが早いのでご注意
下さい。1日目、一番札所から秩父市内を巡拝、2日目34番札所
方面の山間部を巡拝するのが理想でしょう。私どもは地図を見て
巡拝順序を決めた巡打ちで巡拝しました。
ありがとうございました、無事34ヵ寺巡拝できました。   合掌!

参拝後は先輩との待ち合わせの秩父、道の駅へと向かいました。

   ∞∞∞∞∞∞ 本日の名言 ∞∞∞∞∞∞より

震災が奪ったもの 命 仕事 団欒 街並み 思い出
・・・たった一秒先が予知出来ない人間の限界・・・
震災が残してくれたもの
やさしさ 思いやり 絆 仲間
この灯りは 奪われた すべてのいのちと
生き残った わたしたちの思いを むすびつなぐ

 

御礼参り・甲府善光寺
リンク集
誦経山・四萬部寺